仙台銘菓、土産と聞くと真っ先に萩の月と答える人が多いのではないでしょうか。
萩の月は、スポンジケーキの中にカスタードクリームが入った、菓匠三全のお菓子です。
今回、久しぶりに萩の月を食べてみようと思い、バラ売りの萩の月を買ってきました。
萩の月のカスタードクリームは、卵の味が強く、固めのカスタードクリームですね。
最近のトロリとしたなめらかなミルク重視のカスタードクリームとは違います。
昔のクリームパンのカスタードクリームに近いかもしれません。
カスタードクリームは好みが分かれるところですね。
また、萩の月のスポンジケーキはしっとりはしているんですが、カステラに近い気がしますね。
スポンジケーキとカステラの大きな違いをはっきりとはいえませんが、甘さがあるからでしょうか、カステラっぽいスポンジケーキだと思います。
今風の洋菓子と思って萩の月を食べると食感の違いを感じると思いますね。
ちょっと昔の洋菓子というか、和菓子の要素もあるような気がします。
萩の月の個性として考えればいいんでしょうけど、今どきのふわふわトロリの洋風菓子と思うとちょっとがっかりする人もいるかもしれません。
東京ばな奈、沖縄の御菓子御殿のプリンセスムーン、菓か舎の札幌タイムズスクエアの食感とは違いますね。
1979年(昭和54年)から萩の月を販売開始という意味では、カスタードクリームとスポンジケーキの組み合わせの元祖といってもいいですよね。
実は仙台出身ではありますが、私はほとんど萩の月を食べたことがありません。
そして、萩の月をお土産にも持っていくことはありませんでした。
というのは、札幌に似たようなお菓子で菓か舎の札幌タイムズスクエアがあるからです。
それで、萩の月をお土産に選ぶことは避けていたんですよね。
たぶん、ほかの地域であれば萩の月をお土産に持って行ったかもしれません。
今でも根強い人気の仙台土産の萩の月、地方の店では箱売りのほかにばら売りもあります。
自分の好みに合うかどうかばら売りで確かめてから萩の月を買ってもいいのではないでしょうか。
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