旅行先で地震にあったらどうしようと考えることはあっても、自宅のほうが地震にあって帰れないと考える人は少ないかと思います。
自宅のある場所の空港を利用する場合は関係ないかもしれませんが、羽田、成田、関空などを経由して自宅の空港などに戻る人は考えておいたほうがいいかもしれません。
2011年3月11日の地震のとき私は自宅いいたわけですが、その1週間前にもならない3月6日にシンガポール旅行から帰ってきたばかりでした。
仙台からはシンガポールへの直行便がないため、羽田から行くことにしました。
羽田からは新幹線で仙台に戻ってきていました。
もし、地震のあった日にシンガポールから戻り羽田空港にいたらどうしていただろう、と考えることがあります。
シンガポールで何かあって足止めされたときどうするか、ということはいろいろ調べておきましたが、日本に戻ってからのことは考えていませんでした。
日本用に冬服は着ていましたが、荷物の中はすべて夏物の服でした。
そして、クレジットカードは持っていましたが、キャッシュカードにある金額は多くいれていませんでした。
東京から東北新幹線は使えるわけもなく、仙台に行くには山形経由で帰るしかなかったと思います。
それも地震から3日過ぎてからになったと思います。
もし、そしてそのとき羽田空港にいたら、たぶん北海道に行っていたと思います。
知り合いもいますし、情報収集して体制を整えてから仙台に戻らないと無理かなあと思ったからです。
よくよく考えれば、陸路が使える関西、北陸方面に一度移動したほうがベストなのかもと思うんですけどね。
そこで問題になるのがお金なんですよね。
仕事のためにどうしても戻らないといけない人は別だと思いますが、自宅で仕事していた私は自宅へ連絡は取りあいますが、なんとかおちついて帰れるまで1か月は覚悟しないといけないかなあと考えています。
そのための準備は旅行に行く前にしておいたほうがいいのかもと思うようになりました。
関西空港経由、新千歳空港経由、福岡空港経由など仙台から離れていて、影響がない場合は、その場で待機しようと思っています。
東京の羽田空港、成田空港の場合は、関西方面、北陸方面、北海道方面のうちどちらかに移動しようかと考えています。
旅行の準備のときから楽しくいきたいものですが、自分の家が地震などの災害にあって帰れないことも考えておいたほうがいいのかもしれないと思っています。
旅先で地震にあったらどうしようと考える人は多いと思います。
旅先ではなく、自宅周辺で地震があり旅先から帰れなくなるかもしれないと考える人は少ないかと思いますが、旅行の準備のときに考えておくことにこしたことはないかもしれません。
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