地震の災害備蓄品で一番多めに用意したほうがいいと思ったものは、水でした。
私は仙台に住んでいたので2011年3月11日の東日本大震災にあいました。
私は、海から離れたところに住んでいたので幸い津波にあうことはありませんでした。
私の住んでいるエリアはそれほど大きな被害はありませんでしたが、電気、ガス、水道がストップしました。
電気は4日目には復旧、ガスは一番遅かったのを覚えています。
ガスがとまってお風呂に入れなかったのはありましたが、電気が使えるのでなんとかやりくりできました。
私の家のエリアの水道の復旧は2週間かかりました。
水の確保が一番大変だったので、多めに備蓄するなら水を用意しておくことをおすすめします。
といっても、普段からペットボトルの水を飲まない人は面倒なんですけどね。
札幌に住んでいたときも水道水を飲むことが多く、ペットボトルの水をストックしていませんでした。
あらためて、ペットボトルの水を最低でも1本は用意しておけばよかったかなあと思います。
できれば3本は用意したいところですね。
夏と冬では水を飲む量が変わりますから、はっきりとはいえませんが。
交通機関がなんとか動きだしたのは、3日目くらいでしょうか。
備蓄は3日分といわれているのはこのあたりからも考えられているのだと思います。
すぐ、違うところへ避難するつもりであれば3日分の備蓄でいいのですが、同じところで生活するのであれば、もう少し多めに備蓄しておくとよいかと思います。
2週間分と言いたいところですが、収納スペースや賞味期限のこともあるので、1週間分まで用意したいところだと思います。
はじめは水のペットボトルの量を少なく備蓄していましたが、増やすことにしました。
普段、水道水を飲むので、水のペットボトルは買うことはないんです。
もらいものの水のペットボトル1箱と備蓄用として水のペットボトルは用意していました。
給水車は来たことは来ましたが、あっという間になくなり、並ぶだけ無駄という感じでした。
水道が復旧したところの公園まで行って、水をもらうような形でしか水の補給はできませんでしたね。
往復10km歩くことになりましたが、並んでも水をもらうことは難しかったので、この方法しかありませんでした。
2011年より前の1978年の宮城県沖地震のときも、電気、ガス、水道が止まりました。
このとき、家の前まで給水車が来てたんです。
ペットボトルのない時代、鍋などに水をいれたのを子供ながらに覚えています。
水の確保のために、空のペットボトルは捨てずに何本か持っておくと災害時に役立ちます。
そして、重いものを運ぶためのキャリーカートはあるといいでしょう。
地震の災害備蓄品として、水は多めに用意しておくとよいかと思います。
まとめ
・地震の災害備蓄品として水は多めに用意する
・空のペットボトルは捨てずに何本かとっておくとよい
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